私の「遠近両用メガネ、初めての一歩」

2020年01月01日

老眼なんて誰しも認めたくないもの。

だけど、あまり目に負担を掛けてしまうと
肩こりや頭痛にまで影響してしまうことも。

この記事は、ずっと無理をして見ていた男性が
遠近両用メガネへの初めての一歩を踏み出すお話です。

メガネにまつわる人々のエピソードをお楽しみください


今日、私は初めて
遠近両用メガネを手に入れた。

正直に言うと、ずっと抵抗があった。

「まだ大丈夫」と思いたかったし、
老眼という言葉を自分に当てはめるのが
怖かったのかもしれない。

でも、最近の私は変だった。

新聞を読むとき
無意識に目を細めたり、
本を遠ざけたりしていた。

スマホの文字が見えにくくて、
つい画面をズームしてしまう。

それでも、見えにくさを認めたくなくて
「なんだか最近、照明が暗くなった?」

なんて、自分に言い訳をしていた。

ある日、カフェで友人と
お茶をしていたときのことだ。

友人が「これ、面白い記事だよ」
と雑誌を差し出した。

その瞬間、私はハッとした。

文字がかすんで読めない。

焦って顔を近づけると、今度は遠くがぼやける。

友人は私の様子を見て、微笑んだ。

「そろそろ、
 メガネを考えてみてもいいんじゃない?」

その言葉が心に刺さった。

翌日、私は眼鏡店に向かった。

「遠近両用メガネは慣れるまで時間がかかる」
と聞いていたので、少しの不安を抱えながら。

試着してみると、すぐに違いを感じた。

視界の上の方で遠くを見て、下の方で近くを見る。

最初は違和感があったが、
不思議と「これならやっていけそう」と思えた。

メガネを受け取って店を出た瞬間、驚いた。

街が、こんなにも鮮やかだったなんて。

遠くの看板の文字がはっきり読める。

足元のタイルの模様までくっきり見える。

何より、スマホの画面を見ようとするたびに、
メガネを外したり掛け直したりする必要がない。

もっと早く踏み出せばよかった。

これまで「老眼」と言われることを恐れていたけれど、

それよりも
はっきり見えないまま暮らす方がよほど怖い。

私は新しいメガネをかけて、
もう一度街を見渡した。

これが、私の新しい世界。

ぼやけた不安の中にいるよりも、
はっきりと見える喜びの中で生きていきたい。

これが、
私の「遠近両用メガネ、初めての一歩」。

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